FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指すなら、ネットの平均値ではなく「自分の数字」で計画を組む必要があります。とはいえ、目標額の試算・積立設計・保険や税金の見直し・出口戦略まで、論点は驚くほど多い。私はこれらを Claude(AI)との壁打ち で1つずつ詰めてきました。

このページは、その全工程を1本にまとめた親ガイドです。各ステップの詳細は実際に検証した個別記事へリンクしているので、気になる工程から読み進めてください。「何から手をつければいいか分からない」段階の人が、計画づくりの地図として使えることを目指しています。

なお私はFP資格に基づいて助言する立場ではなく、あくまで一人の会社員が自分の資産形成をAIで設計した実践記録です。最終的な判断はご自身で行ってください。

FIRE計画づくりの全体像|6つのステップ

私が踏んだFIRE計画の工程は、大きく6ステップに整理できます。

  1. 土台:計画書のフォーマットを作り、抜けを潰す
  2. 試算:目標額と取り崩しルールを数字で出す
  3. 積立:到達までの積立プランとつみたて制度を設計する
  4. 守り:住まい・保険・家族リスクを点検する
  5. 働き方:法人化など収入側の選択肢を検討する
  6. 出口:取り崩しと証券口座を設計する

以下、ステップごとに「何を考えたか」と「詳細記事」をまとめます。

ステップ1:計画書の土台を作る

最初にやるべきは、思いつきを並べることではなく計画書というフォーマットに落とすことです。フォーマットがあると「考えていないこと」が浮かび上がります。私はClaude Codeに2時間ほど質問攻めにしてもらい、前提条件の穴を片っ端から指摘させました。

「詰めてもらう」工程を一度通すだけで、計画の解像度が一段上がります。

ステップ2:目標額を試算する

土台ができたら、いくら必要かを数字で出します。ここでよく使われるのが「4%ルール(年4%取り崩しなら資産が尽きにくい)」ですが、日本の税・物価前提だとそのまま当てはまらない部分があります。生活費の見積もりも、ネットの平均額を鵜呑みにすると足元をすくわれます。

利回り・年数・金額といった前提を変えながら試算を回せるのは、AIとの壁打ちの大きな利点です。

ステップ3:積立フェーズを設計する

目標額が決まったら、そこへどう積み上げるかです。注意したいのが、必要額に到達した後も「積立をやめられない」心理の罠。Coast FIRE(必要元本を先に作り、あとは運用益で目標へ届かせる考え方)では、この罠の有無で生き方が変わります。iDeCoなどの制度設計もこの段階で組み込みます。

ステップ4:守り(住まい・保険・家族リスク)を点検する

FIRE計画は「増やす」話に偏りがちですが、守りの設計が抜けると一発で崩れます。住まいをどうするか、保険は本当に必要か、子なし世帯なら老後の意思決定を誰に託すか——いずれも金額インパクトが大きい論点です。

保険は「不要」と分かることにも価値があります。前提を変えて試算すると、過剰な保障を削れる場合が少なくありません。

ステップ5:働き方・法人化を検討する

FIREは支出と運用だけでなく、収入側の設計でも到達速度が変わります。副業や独立を視野に入れるなら、法人化のタイミングは税負担に直結する論点です。

ステップ6:出口戦略と証券口座を設計する

最後が出口、つまり築いた資産をどう取り崩すかです。新NISAの非課税枠をどの順で使い、どの口座から引き出すかで手取りが変わります。取り崩しの設計と、それを支える証券口座選びはセットで考えます。

具体的な口座選びと出口の実践ガイドは、比較記事にまとめています。

まとめ|計画は「自分の数字」で詰めるほど強くなる

FIRE計画は、土台→試算→積立→守り→働き方→出口の6工程を、自分の数字で一つずつ詰めていく作業です。Claudeとの壁打ちは、この「詰める」プロセスを驚くほど速く、抜け漏れなく回してくれます。

各ステップの実録は本文中のリンクから読めます。気になった工程から手をつけ、自分専用のFIRE計画書を育てていってください。

なお、私が実際に使っているFIRE計画書の作り方とプロンプトの全工程は、noteの有料記事にまとめています。コピペで使えるテンプレートが欲しい方はこちらをどうぞ。

Claude FIRE計画書の作り方 完全ガイド(note)


※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。試算は一定の利回り・年数・金額を前提とした2026年時点のものであり、将来の成果を保証するものではありません。