みなさん、こんにちは!
FP2級の試験を受験されるみなさんは、どの参考書を選べばいいのか決めましたか?
実際に合格した人がどのような参考書をおすすめしているのか気になりますよね。
いざ、「FP2級 参考書」と検索しても、数ある中からどの参考書で勉強するのか悩みますよね?
この記事では、そんな参考書の選び方で悩まれている方に向けて、FP2級試験に合格経験のある私が実践した参考書の選び方をお伝えしていきます。
後半では、おすすめの参考書も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
参考書の選び方
参考書選びって意外と難しいですよね。
学校の授業では指定された教科書で勉強していましたが、資格の勉強となると参考書は自分で選ばないと進みません。
一見面倒くさく思う参考書選びですが、見方を変えれば自分にあった、分かりやすい参考書を選ぶことができるというメリットもあります。
ここからは、そんな参考書選びで私が重視したポイントについてお伝えしていきます。
みなさんは、参考書を選ぶときにどのような行動をとりますか?
最近ではインターネットで購入する方も多いですよね。
インターネットで購入すると、その手軽さはありますが、一目で複数の参考書から自分に合ったものを選ぶのは難しいですよね。
参考書となると、インターネット通販などの購入欄で立ち読みできないことが多いのではないでしょうか。
参考書選びで悩んでいる方の手助けになれるよう、参考書の選び方と、実際にFP2級合格時に使用したおすすめの参考書をご紹介します。
選ぶポイントが分かると、数ある参考書の中から自分に合ったものを選ぶことができますよ。
参考書はテキストの内容で選ばない
まず、参考書を買いに行くご自身の行動を想像してみてください。
テキストのページをパラパラめくっていませんか?
私はテキストの内容では参考書を選びませんでした。
参考書選びのひとつめのポイントは【参考書はテキストの内容で選ばない】です。
その理由は、テキストを読むことは試験勉強の中で補助的な役割にすぎないからです。
もちろん、テキストを全く読まなかったわけではありませんが、私はテキストを何周も繰り返し読むことはしませんでした。
テキストの内容を読んで専門用語の理解を深めることは必要ですが、テキストだけを何周も繰り返し読んでしまうと理解を深められるのではなく、テキストに書かれたままの文章をただ覚えるだけになります。私の経験上、長期記憶には繋がらないと感じました。
問題集の解答解説ページを見て選ぶ
参考書を選ぶとき、私はテキストではなく問題集の解答解説のページを見て、自分が理解しやすい解説だと思った参考書を選びました。
あくまで個人の感想ですが、テキストの内容に関しては、デザインは異なるものの内容はどれも試験内容を書いていることに変わりはないので大きな差は出ないと思います。
一方で、問題集の解答解説のページでは、答えだけ書いているものや、その答えに対応するテキストのページを書いているもの、解説の中にも専門用語の説明を記載してあるもの、など様々な違いがあります。
FP2級の試験では、過去問の反復が合格に繋がることを実感したので、間違えた問題の解説を読んでいかに効率的に理解を深められるかが重要だと思います。
解答解説ページを見てもその解説に理解ができないと、膨大なテキストページから該当するページを探し出し、自分で答えまでたどり着かなければいけません。
そんな時間はもったいないと思いませんか?
はじめから自分が理解しやすい解答解説が書かれている参考書を購入すれば、そんなストレスからは解放されます。
おすすめの参考書はこれ!
これまで参考書の選び方をお伝えしてきましたが、わたしが実際にFP2級試験に合格した際に使用した参考書と問題集をご紹介します!
『みんなが欲しかった!FPの教科書2級』
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わたしはこの参考書と問題集をFP2級の勉強で使用しました。
この参考書で実際に勉強して良かったと思った点がいくつかあるので、簡単に紹介していきます。
テキストが2冊に分かれている
この参考書のテキストは6分野ある試験範囲が3分野ごとで2冊に分かれています。
分厚い参考書だと、片手で開きにくいという煩わしさがありますよね。
また、持ち運びする際もその日に勉強したい範囲のテキストを持ち運ぶことができます。
テキストに索引がついている
この参考書のテキストには巻末に索引がついています。
索引のページには、専門用語と、その専門用語に対応するテキストのページ数が記載されています。
「これってどういう意味だったっけ?」と思ったときに、効率よく疑問を解決できるのは良いですよね。
問題集が分冊されている
先ほど、テキストが2冊に分かれているという説明をしましたが、この参考書は問題集が3冊に分かれています。
「今日はこの分野を中心に勉強しよう」というときに、その部分の問題集を持ち運ぶことができるので利便性があります。
問題と解答解説の場所が近い
問題集でのストレスといえば、問題集の巻末に解答解説ページがあることにもストレスを感じますよね。
この参考書は、問題文の次のページに解答解説が記載されているので、瞬時に答え合わせをすることができます。
似たような構成の問題集でも答えの部分が2ページにまたがり、答えを確認するために1ページめくらなければいけないものもありますが、この問題集は”左のページに問題文、右のページに解答解説”という構成が施されています。常に見開きで解答を確認することができるんです。
細かいところにも、勉強の効率を向上させるための気配りがされている問題集だと言えるのではないでしょうか。
解答解説が分かりやすい
この記事の前半部分、「テキストの選び方」で”テキストは解答解説の分かりやすさで選ぶ”とお伝えしましたが、この参考書は問題集の解答解説が分かりやすいです。
具体的にどういう点から分かりやすいと感じたのかというと、ただ解答が記載されているのではなく、この解答解説編だけで完結するんじゃないか、と思うほど充実した説明が記載されています。
問題集、解答解説の良さを3つにまとめてみました。↓
①解説ページに公式が記載されている。
答えられなかった問題が出てくるたびに毎回テキストを開いて「どんな公式だったっけ?」と確認するのは手間がかかりますよね。
この問題集ではそんな心配はいりません。
計算問題の解説ページでは、問題文に対応する数字だけの計算式で答えが記載されているのではなく、その問題に対応する公式も記載してくれています。
②解説部分にポイントがまとめられている。
その分野ごとに重要なポイントをまとめて記載してくれています。
ポイントがテキストだけでなく問題集の端々に散りばめられていると、簡単に復習することができますよね。
③問題集とテキストが連動している。
テキストを読んだ後、すぐにその分野の問題集を解きたいこともありますよね。
このテキストに記載されている番号は、問題集に記載されている番号と連動しているので、すぐに解きたい分野の問題集を開いて解くことができます。
以上の3点がわたしがFP2級試験に向けて、このテキストと問題集を選んだ理由です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、FP2級の試験勉強の参考書の選び方とおすすめの参考書について紹介してきました。
初めて勉強する資格の参考書選びは、どのような観点から選べばいいのか難しいですよね。
それぞれの方に合った勉強法があるとは思いますが、FP2級の参考書の選び方で悩んでいる方の手助けになれば嬉しいです。
おすすめで紹介した参考書も、候補のひとつとして比較してみてくださいね。
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